こんにちは、眞田です。
以前、富山のお客様から頂いた「カブトムシの幼虫」。
http://www.caguya.co.jp/wp2/mimamolist/customers/p9588/
頂いてから1カ月半が経ち、妻と娘と息子たちが
どんな風に変わったのかというとすごいものです。
幼虫を毎日観察しては名前を付けて可愛がる娘と
ひたすら図鑑を読みあさり、習性を調べる息子。
そして、その様子を毎日報告してくれる妻。
カブトムシが一匹ずつ蛹になる度に、
キャーキャー大事件です。
そしてついに、3匹が成虫になったのですが、
なんとみんな「オス」!!
すかさず息子から
「オス同士は喧嘩で弱るだけじゃなくて、ひどいときは共食いをするみたいだから
絶対にゲージは別々で育てた方がいい」
と、切々とゲージ購入を妻は迫られたようです。
娘はカブトムシと名前が一致しなくなったらしく困っています。
妻はよほど懐かしいのか、夜中に起きて一人で観察しています。
私自身は、子どもたちや妻から言われたものを購入したり、
カブトムシを持てないというので持って移動したり。
何でも屋さんです。
思い返せばこの一カ月半、朝も仕事から帰ってきても、出張中も
家族の話題のどこかに必ずカブトムシの話題が上がってくるほどに
掛け替えのない存在になっていることに気づきます。
カブトムシを下さった先生からは、
「声なき声に心を傾けることが保育にはとても大切だと思うんです」
と、お伺いさせて頂いたときに教えていただきましたが、、、
http://www.caguya.co.jp/wp2/mimamolist/customers/p9581/#anchor
カブトムシを通して家族みんなが声なき声に心を傾けていく中で、
観察係に研究員、報告員に雑用係とそれぞれの長所を活かしあって
カブトムシ三昧になっていくこの過程を見ると、
「保育」とはそれぞれがそれぞれに、心を寄せていくことのように感じます。
組織とは、仲間とは、家族とは。
そうやって助け合い、それぞれに心を寄せ合い、
みんなで三昧をすることが楽しみなのではないかと感じます。
ミマモリスト
眞田 海