こんにちは、眞田です。
急に寒さが増してきました。自宅のドアを開けた後、最初に触れる空気が
少し冷たく、心地よく一日の仕事の始まりを告げてくれるように感じます。
最近、仕事の中で自分としてはとても大切な気付きを感じる機会がありました。
新商品作りに関わる中で、今までの価値観や経験から
新しいものを作ろうとするやり方と過去は関係なく、
ゼロベースで理想を描いてその為にどうするのかを
考えていくことの違いを明確に感じられました。
過去の事例や経験から考えると、「過去」と「今」は輪ゴムを掛けられたかの様に
過去に引っ張られ、気が付くと過去の事例に近づいて行きます。
また、それとは反対に、未来の理想から考えると、
「今」は、今度は「未来」と輪ゴムを掛けられたかのように、
未来に引っ張られ、気が付くと未来の理想に近づいて行きます。
何事も、構想の段階では「過去」に縛られては理想は手に入れられないのだと
改めて実感する機会となりました。
しかし、いつでも楽観的に未来ばかりを見ていればよいかというとそうではなく、
弊社代表からもその後、稲盛和夫さんのこのような言葉を引用して伝えてくれました。
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
計画の段階で、経験則や危機感が重要となり、考えられる対策を計画の中に
立てていくこと。
楽観的も悲観的も、どちらも重要な役割であることに気付きます。
どちらかに偏らず取り組んでいきたいと思います。
オルタナティブコンサルタント
眞田 海