「バケツ稲」
こんにちは、眞田です。
日の出も随分と早くなり、日の入りも伸びてくると、
なんだか一日が長くなりお得な気分になってきているこの頃です。
5月上旬に田植えをお手伝いさせて頂いた
藤崎農場さんからいただいた、土と稲。
以前からずっと不耕起をしていた田んぼの土と、
今年から不耕起を始める田んぼの土。
両方を頂いてきたのですが、
比べてみていると随分と様子が違ってきました。
今年から不耕起(去年までは化学肥料を使っていた)
の土には、糸ミミズなどの生き物があまりいません。
それに比べて、藤崎さんのたんぼからいただいてきた
土の中には、驚くほどの糸ミミズたちの数。そしてそれに併せて
水草などの生態系が勝手に繁殖し始めています。
稲の青さも随分と差が出てきましたが、
去年までの化学肥料が左側の土には残っているため、
稲は大きくなるそうです。
しかし、稲の健康具合を見ていると、、、
右の不耕起のほうが枯れる部分もなく、元気そうに見えています。
反対に化学肥料の土のほうは、稲が黄色く枯れているように見える
ところが見えてきました。
これから経過を見て、稲自身にとっての最適な環境というものを
体験から学んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海