こんにちは、眞田です。
東京の街にも、もうすぐ紅葉が訪れる時期が来ました。
日本の紅葉は世界最も美しいと言われています。
その理由はいくつもありますが、
一つは日本の落葉広葉樹の種類は世界一多く、
26種類もあります。
これは、欧州の2倍の種類の多さになるそうです。
それ故に異種の紅葉が混ざり合い色彩豊かに美しく染め上げるようです。
なぜ、日本には落葉広葉樹の種類が世界で一番多いのか。
それを調べてみると、氷河期が関係していました。
幾度とあった氷河期に、北米や欧州の落葉広葉樹は全滅してしまいましたが、
日本には黒潮や起伏に富んだ地形のお蔭で、死滅せずに済んだそうです。
私たちが常日頃見慣れている紅葉も、世界では本当に類い稀な景色なんですね。
そういったことを知るだけで、
今年の紅葉に対する見方が変わってくる気がします。
先月、長野の山に紅葉を探しに上りましたが、
既に山は冬になっていました。
これからの週末、家族、子ども達と
近くの山々で紅葉に触れながら、
その有難さを感じてみたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海