こんにちは、眞田です。
先月もお伝えさせて頂きましたが、
古民家「聴福庵」の修復、手入れを今月も行いました。
古くなり、白く朽ちたように見える木製の道具たちも、
実際に磨くと、驚くほどに輝きと味わいが戻ってきます。
それは、物が古くなって使えないのではなく、
私たち人間が手入れを怠っているだけだという事に気づきます。
この2か月、皆で少しずつこの「手入れ」をさせて頂きました。
そこで気づくのは、道具が復活していく事もそうですが、
自分達の感性や「直す」「手入れする」「磨く」「お蔭様」という
そもそも人間が持っている感性が復活していく感覚です。
この生きる力を忘れずに伝承していけるのが、
日本人の暮らしに遺された仕組みなのだと感じさせて頂いています。
まだまだ本当に体験したばかりで入り口に立ったばかりですが、
日本人の暮らしから、沢山の学びを頂き、
暮らしに生き方に昇華していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海