今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2016/12/12

「秩父夜祭」

こんにちは、眞田です。

気が付けば今年も暮れを迎え、
季節も「大雪」を迎えました。

七十二候を見てみると、「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」
と書かれていますが、まだ東京の空は暖かな日差しに溢れています。

今年は随分と暖冬なのでしょうか?!

先日、参加させて頂いた「秩父夜祭」も
とても暖かく、地元の方も「こんな気候はそうあることではないよ」と
仰っていました。

そんな中で参加させて頂いた「秩父夜祭」ですが、
人生で初めて「神事」というものを体験させて頂きました。

玉串奉奠もさせて頂くという事となった時には、
本当に凄いご縁と導きに逢っているのだと感動するばかりです。

緊張もありましたが、実際に神事が始まると、
その神々しさと「場」のお蔭で、自分自身の目、耳、肌、様々な個所が
研ぎ澄まされていくのを感じ、神楽で吐く息から汗、音、光。
様々なものが鮮明になる体験をしました。

そもそものお祭りは神様に捧げるもの。
神様に捧げるには人間の時間ではなく
神様の時間(夜)に行うもの。
そして、神事は人間の都合で日程を動かしてはならないこと。

祭りについて宮司様から教えて頂いたこともそうですが、
今回の体験から頂いたのは、

「人間の都合で動かさずに大切にされ続けて来たもの」

の尊さです。

何故、不便な地であろうと、日程であろうと、夜であろうと人が集まるのか。
なぜこんなにも人を魅了するのか。

その理由を体験させて頂きました。

これは、お祭りに関わらず、保育園の行事や会社の行事、
様々なことに関連するのかもしれません。

「自分達の都合で動かさずに理念を大切にしてきたもの」

その実践や環境が人々を魅了し、感化していくのかもしれません。

こんな貴重な体験をさせて頂いたからこそ、
この体験を個人のものとせず、自分を動かし、使っていきたいと思います。

まずは自分達の実践も日々理念から振り返り、磨いていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海