こんにちは、眞田です。

冬の寒さも深まり、身体も気をつけないと
冷えてしまう季節です。

身体を温めて過ごしていきたいですね＾＾

そんな季節ですが、先日とても暖かなおばあちゃんと
お会いする機会を頂きました。

香川県の丸亀城の麓、門を出た原っぱに
そのおばあちゃんはいました。

手招きをして呼んで下さり近づいてみると、
そこには沢山の絵葉書がありました。

一つ一つの絵葉書には、おばあちゃんが綴った
「言葉」も添えられています。

お聞きしてみるとおばあちゃんは
旦那さんを失ってからというもの、
朝は絵葉書を描き、そこに言葉を綴り、
夜はその絵葉書が頂いてくれる方に「嫁入り」するための
嫁入り道具として、絵葉書が入れられる手提げ袋を
手縫いで縫い上げているそうです。

そうして出来上がった絵葉書と手提げ袋は
丸亀城を訪れる方々に無料で選んでいただき、
プレゼントしているそうです。

その数一日50個。

それでも、一日100人訪れたら50個足りず、
150人訪れれば100個足りないと仰います。

おばあちゃんは「お金は要らない」

「その代り、握手は必ずするんだ。
お金じゃなくて元気を貰うんだ」
そう仰います。

旦那さんを失い、悲しみの底にいたおばあちゃんは
元気を貰うために絵葉書を描き、手提げ袋を縫い、
プレゼントしていたわけですが、、、

実際は、元気をもらうのは私たちです。

おばあちゃんの周りにはいつも人が集まり、
会話が弾み、元気にあふれています。
込み上げてくるものがあります。

最愛の人との離別という禍を福に転じられたその生き方。
こんなにも豊かな生き方をしているおばあちゃんに出会えたことが
嬉しくってありがたくって。。。

誰かに何かを求めたくなるときほど、
自分がだれかにさせて頂けることがないだろうかと
おばあちゃんのように転じていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田　海