こんにちは。女将です。

今日はちょっと真面目なお話を・・・・・

最近、身の回りで色々なことが勃発し、
観客だったはずの自分が、いつの間にか
その渦中に飲み込まれているとこがあります。
あまり有難くない事態。
そんな状況が幾つか重なり、見えてきたこと。
世の中のひとは、「あざとく」生きている
ということ。

考えてみると、
私はとても恵まれた環境にいます。
仲の良い友人たちは皆オープンで
お互いに言いたいことを言い合えますし、
このカグヤも家族みたいな関係ですし、
日常生活で、探り合ったり
駆け引きする必要は全くありません。

ところが周りでは、些細なことに
策を巡らせ、胃が痛くなるほど
毎日、神経をすり減らせています。
仕事でも、プライベートでも
相手によって言うことを変えたり、
時には自分を偽ったり・・・・

数年前まで私もそうでした。
そうしなければ、この社会の中で
身を守れなかったのです。
ズルくなければ損をしてしまうのです。

正直者がバカを見る。
何度、バカを見たことでしょう。
未だにバカを見ることは少なくありません。
その度に落ち込んだり、憤ったりもします。
そして世の中を忌々しくも感じますが、
近頃は、そんな経験も
人生のエッセンスだと思うよう努めています。
毎日を損しないよう、バカにならないよう
見えない何かと闘うことに心を遣うより、
いっそ、バカを楽しんでしまおうという訳です。
人から負け犬の遠吠えと言われようとも
それでも楽しくバカを見られるような生き方を
これからも私は選んでいたいです。

ミッションパート
佐藤真樹