こんにちは。女将です。
カグヤでは毎月、クルーの誕生日を
手作りのスイーツでお祝いします。
以前は市販のケーキを買っていたので
味はもちろん一級品。
見た目にも、とても華やかでした。
どういう経緯だったかは
もはや覚えてはいませんが
いつの頃か、お祝いのケーキを
カグヤ婦人部が手作りするようになり、
一気にアットホームさを色濃くしました。
色々な試行錯誤と奇跡を繰り返し
今ではスイーツの概念は、美味しいから
オイシイへと姿を変え、
全員の記憶に刻み込まれるほど鮮烈な
バースデースイーツに変貌を遂げました。
思い返すと走馬灯のように浮かんできます・・・。
面白くするつもりが、大絶賛だったのが
ブラックペッパーケーキです。
これはクルーが夏休みのカンボジア旅行で
ブラックベッパーをお土産に持ち帰ってくれたので
チョコレートの生地に、ふんだんに練り込んで
ピリ辛ケーキにしてみたのです。
皆、どんな反応するかとワクワクしたのですが
見た目は地味ながら、味はなかなかのもので、
甘いものが苦手なメンズに大好評でした。
しかし逆に制作者の意図に反し、
皆を恐怖に陥れるスイーツもありました。
それが、米粉で焼いたクレープ生地を
何重にも重ねた米粉のミルクレープです。
生地の一枚一枚が1~2㎜はあり、
構想とはかけ離れた、見るからに
どっしり感満載の一品となりました。
横25㎝、幅18㎝、高さ10㎝のミルクレープは
2Lのペットボトル1本分にも匹敵する重さで
持つ手がプルプルするほど・・・。
12人で等分しても、ひとり6センチ四方はあります。
それを昼食後1時間足らずで目の前に出され
食することとなったのです。
あの時の壮絶な皆の顔は決して忘れられません。
恐らく全員のトラウマとなった瞬間だったと思います。
他にもお伝えし切れないほど、
珠玉の逸品ばかりでしたが、これからも
皆の記憶に強烈なインパクトを残す
とっておきのスイーツを作ろうと思っています!
ミッションパート
佐藤真樹