こんにちは。女将です。
ひょんなことこから、保育園の先生が
カグヤへ遊びに来てくださいました。
突然の訪問で何のおもてなしも出来ず、
女将としては「ただで帰すわけには」
と使命感が燃えます。
そこで、翌日の予定をお伺いしてみると
特に決めておらず、帰路の飛行機も夜とのこと。
内心、「よっしゃ!」とガッツポーズ。
カグヤと言えば玄米クッキー。
せっかくなので一緒にクッキーをつくることに。
翌日お越しくださった先生に、
まったりする間も与えず、
すぐさまクッキーづくりの達人が
その極意をレクチャーします。
先生も「無になれる」と夢中♪
その間も色々なお仕事は動いているわけで、
日常のふざけた会話も、
テレビで見かける大家族のようなやり取りも
普段と変わりなく流れていき・・・
そんな雑雑とした状況の中、
黙々とクッキーを作り続ける先生ってすごい!
などと感心しつつ、時折邪魔しては
「集中できないんであっち行ってください」
と突っ込まれる始末。
お昼ご飯が終わっても先生の即戦力は活かされます。
今度はハッピーポートフォリオ作り。
これはクルーの誕生月に、この一年間の成長を、
みんなからのお祝いメッセージとともに
一冊のアルバムにして贈るもの。
今月はなんと私、女将の誕生月。
偶然とはいえ、その制作に先生が参戦してくださるという
なんともプレミア感MAXです。
しかし、時間にも限界が・・・!!
空港行きのバスは16時45分発。
「40分です!」、「41分になりました!」
「早く準備して!」「荷物持って!」
「忘れ物はない?」
「エレベーターきました!」
「今日はありがとうございました、またっ!」
「お気をつけて!」
見送りもそこそこにエレベーターの扉は閉まり
一同、脱力・・・・。楽し気な余韻が漂います。
バス停まで送ったクルーが戻るなり
「意外に時間、余裕だったよ♪」
と一言。いやいや、余裕ではないだろう?
このドタバタ感、カグヤらしいっちゃらしいけど、
ゲストを散々こき使って、これってどうなの?
なんて、そんな不安を余所に、移動中の先生から
「女子会みたいで楽しかった」
との優しいフォロー。
うう、、、先生、ありがとうございます!
これに懲りず、また遊びにいらしてくださいね。
誰が訪ねてきても日常と変わらないこと。
飾らない自分でいること。
誰の前でも、素のままの姿てあり続けること。
そんなところから、居心地のいい空間は生まれるのかも知れませんね。
カグヤが誰にとっても、そんな場所であってほしいと思います。
ミッションパート
佐藤真樹