こんにちは。女将です。
スギ花粉の季節です。
ちょうどインフルエンザの流行と重なり、
街にはマスク姿が溢れています。
斯く言う私も花粉症です。
発症は、花粉の飛散量が前年の2倍、
花粉症人口が一気に増えると予想された年でした。
初めは風邪とばかり思い込み、
ずっと市販の風邪薬を飲んでいました。
しかし症状はまったく軽減されず、
仕方なく抗生物質を処方してもらうため
医者にかかったところ
めでたく花粉症と認定されたのです。
ところが医者から処方された飲み薬は
どれもまったく効果がなく、一番強い薬ですら
なんの救いにもならなかったのです。
恐らく症状が悪化し過ぎたせいだろうと思います。
花粉症と長くつき合っている友人から、
薬は症状がひどくなる前から
飲み始めた方がいいと聞き
翌年以降、症状が本格化する前に
飲み始めるようにしてからは
そこまで酷い状態になることはなくなりました。
実は、もともと免疫力が弱いのか
持って生まれた細胞が共存主義なのか
私は春夏秋冬、季節に関係なく
年中、繰り返し風邪を引いていました。
それこそ、咳をしていない時がないくらい。
それは食生活を正しても
運動をするようになってからも
改善することはありませんでした。
ところが、花粉症を発症して以降、
不思議と滅多に風邪を引くことがなくなったのです。
もっとも、ウィルスへの共存意識は強いらしく
インフルエンザはAもBも
漏れなくいただきましたけど・・・。
今ではすっかり花粉症の身体にも慣れ、
花粉の飛散量が少ない年は、
薬も飲まず、マスクだけでシーズンを
凌いでしまえることもあります。
花粉症になって、色々不自由なこともありますが
一年間ずっと風邪気味だった時よりは
遥かに気分的に楽になった気がします。
今のところスギ花粉だけと言うこともあるでしょうが、
「病は気から」とはよく言ったもので
多少厄介な相手でも、毛嫌いせず付き合ってみると
意外な一面が見えてくるものだと、
ふと何気ない日常に思いを馳せるのでした。
ミッションパート
佐藤真樹