こんにちは。女将です。
今回は前回お話しした、ゴーヤ栽培の続きです。
一週間から10日ほどで発芽すると思われていたゴーヤですが
種蒔きから二週間以上過ぎても、うんともすんとも言わず
もしや土の中で腐っているのかも・・・
などと微かに不安を抱いていました。
しかしこの週末、ついに待望の発芽の時を迎えました!
一緒に蒔いたカボチャはとうに芽を出し
すでに10センチほど背を伸ばしていた中、
スタートダッシュで遅れをとったゴーヤでしたが、
暑かったせいか、たった1日で3センチ以上育ち
今ではそのカボチャの成長を凌ぐ勢いです。
次なる試練は蔓の摘芯と誘引です。
この調子だとあっという間にその時はやってきそうです。
上手に間引きできるか、ちゃんと見極められるか、
未知なる体験に今からドキドキです。
さらに今さら知ったこともあります。
カボチャは交配種で人口受粉が必要だということ。
晴れた朝に、人口受粉させるらしいのですが
雄花も雌花も、一日で花が落ちてしまう上、
雄花の花粉は寿命が非常に短いため、
基本的に受粉できるのは
開花した朝の数時間だけなのだそうです。
つまり、雄花と雌花が同じ日の朝、
同時に咲いてくれないと、人工授粉することが
できないということになります。
雄花と雌花の開花のタイミングも難題ですが、
雨の日は花粉が雨で流れてしまうので受粉自体できず、
しかも、ひと株に雄花と雌花が
必ずしも両方咲くとは限らないというのです。
非常にショックです。
ゴーヤは同じウリ科なのに
お手入れはとっても楽ちん。
肥料をあげて、風通しに気をつけてあげれば
ちゃんと実がつくと聞いています。
同じウリ科でも、
こんなに関わり方が違ってくるんですね。
相手が何であれ、
真っ直ぐに向き合い関わることの大切さを
植物たちはいつも教えてくれる気がします。
ミッションパート
佐藤 真樹