こんにちは、女将です。

別れがあれば出会いもあり、
スポーツジムには早くも
新しい顔ぶれが溢れ始めました。

話してみるとジムに通う理由も様々。
ダイエットに健康維持、友達づくり、
なかにはなんと強運になるためという人も・・・。
聞けば、子どもの頃から運が悪く
何をやってもうまくいかないとか。

これまでの不運な出来事を、聞けば聞くほど
「うーん、確かに」
と頷いてしまえることばかり。
まさにクラスにひとりはいる痛いひと！
思わず浮かぶ中学時代の同級生。
俄かに蘇る思い出の数々。
「ん？でも待てよ、確かにそのツキのなさは呆れるほどだけど
何故かみんなの人気者ではなかったか？」
記憶の中のその同級生は、いつの間にかみんなの中心にいて
何だかんだ笑いを巻き起こしていた気がします。

そう、その立ち位置は「痛い」と同時に「おいしい」のです。
なんて「徳」で「得」な人生！
人間、「おいしく」なりたくても
なかなかなれるものではありません。
不運話が思わぬ方向に盛り上がり、
当の本人もハッとした顔で
「そっか！じゃあ、もっとパワーアップしなきゃ♪」
と一変。その発言に、またみんなが大笑い。
ほんとにおいしい存在！！

だけど何より、他人の言葉をそのまま素直に受け止める
その心こそが「おいしさ」の秘訣なのかなとも感じます。
なんだって気の持ちよう。
楽しい方から覗けば、きっと「おいしい」。
そんな風に愉快な友人たちと、
大切な思い出を重ねていけたらと思います。

ミッションパート
佐藤真樹