先日、聴福庵のおくどさんの部屋の壁を皆で漆喰塗りしました。
ちょうど先月、別の部屋で体験して以来でしたが
◆漆喰3
http://www.caguya.co.jp/wp/farmblog/聴福庵/p10393/
前回よりも、上手に塗れたような気がして、「やっぱり場数って大事だなぁ」・・・なんて、感じていると、左官の小林さまが、「素人でも比較的塗りやすいように」と、漆喰の材料の配合を少し変えて、固めにつくってくれていたそうです。
おかげさまで、皆で塗った漆喰はとても素敵な仕上がりに!
また、小林さまは、皆の作業が終わった後も、黙々と掃除や片づけをされていて・・・
そんなところにも、美しい職人仕事を見せて頂いたような気がします。
こんな風に、自分たちの楽しい体験の前後に、職人さんの心ある働きがあることを決して忘れてはいけませんね。^^;
ちょうど先日、新宿せいが子ども園の藤森園長が、
「職人など徒弟制度の世界では、手取り足取り教えるというより、背中で見せる・・・ということが多く、それは何も教えてくれないわけではなく、実はその背中で、生き方を沢山教えてくれている。」というお話をされてましたが、
まさに、小林さまの仕事から、美しい生き方や働き方を教わっているような気がしています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子