昨日、今日の2日間で、
聴福庵では「こども縁日」の他にも、
森まなぶ様による「まちづくり座談会」が
行われました。
グループに分かれて、
実際にこの聴福庵がある飯塚でまちづくりを行うとしたら、
どんな価値を提供できるか、していきたいか・・・と、
皆で企画案を考えていったのですが、
その前に森様が、企画評価の視点のひとつにあげられた、
「価値の広がり」という話がとても印象に残りました。
例えば、最初はひとつの点である
「お店」などから始まり、
その後、そんな点と点が繋がって、
「コース」のような線となり、
それらが広がり
結果「エリア」として面となるように・・・
点から線、そして面へと価値が広がっていくことが
まちづくりにとって、重要ということです。
万人受けするような大きな「面」を
いきなりねらって企画しがちですが、
それだとなかなかうまくいかず、
まずはターゲット層を明確にし焦点をしぼり、
そこから広げていく方がうまくいきやすいそうで・・・
そんな話をお聞きしながら、
とても自然な話だと感じると共に、
このことは、何もまちづくりに限らず、
お客様への価値の提供と通じる話だと感じました。
そして、見守る保育など、
子ども主体の保育が広がれば・・・と考える中で、
いきなり「面」に目を向けるのではなく、
「点」となっている子ども主体の園が、
全国には沢山ありますので、
そんなお客様たちをどんどん繋いで
「線」にしていく動きをもっとしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子