自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/10/22

まちづくり座談会

昨日、今日の2日間で、
聴福庵では「こども縁日」の他にも、

森まなぶ様による「まちづくり座談会」が
行われました。

まちづくり座談会1

グループに分かれて、

実際にこの聴福庵がある飯塚でまちづくりを行うとしたら、
どんな価値を提供できるか、していきたいか・・・と、
皆で企画案を考えていったのですが、

その前に森様が、企画評価の視点のひとつにあげられた、
「価値の広がり」という話がとても印象に残りました。

まちづくり座談会2

例えば、最初はひとつの点である
「お店」などから始まり、

その後、そんな点と点が繋がって、
「コース」のような線となり、

それらが広がり
結果「エリア」として面となるように・・・

点から線、そして面へと価値が広がっていくことが
まちづくりにとって、重要ということです。

万人受けするような大きな「面」を
いきなりねらって企画しがちですが、
それだとなかなかうまくいかず、

まずはターゲット層を明確にし焦点をしぼり、
そこから広げていく方がうまくいきやすいそうで・・・

そんな話をお聞きしながら、
とても自然な話だと感じると共に、

このことは、何もまちづくりに限らず、
お客様への価値の提供と通じる話だと感じました。

そして、見守る保育など、
子ども主体の保育が広がれば・・・と考える中で、

いきなり「面」に目を向けるのではなく、

「点」となっている子ども主体の園が、
全国には沢山ありますので、

そんなお客様たちをどんどん繋いで
「線」にしていく動きをもっとしていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子