昨日に引き続き、味噌の仕込みです。
届いた大豆をよく洗い、
二つの鍋に分け、水につけ・・・
待つこと、18時間!
十分に水を吸って、
一回りも二回りも大きくなった大豆には艶が!
その大豆を、更に3時間弱火で煮て・・・
その後、熱いうちに、ビニールに移して、
大豆をつぶしていきます。
つぶしているうちに、冷めてくるので、
つぶした後は、塩きり麹を入れて、しっかり混ぜて・・・
容器に移します!
この時、味噌の中に空気が入らないように、
ピッチリ詰めることで、
カビが生えにくくなるということで・・・
最後まで、気が抜けません。^^;
ちなみに「寒仕込み」のよさも、
冬場は、雑菌の繁殖が抑えられ、
雑菌の少ない状態で味噌をつくる事ができるからで、
冬から春、夏と進むにつれて、発酵熟成が進み、
更に、秋に気温が下がって落ち着いたら味噌になり・・・
そんな風に、ゆっくり時間をかけて発酵させた方が、
味に深みがでておいしく仕上がるということです。
市場にあるほとんどの味噌は加温発酵させているため、
手作り味噌が十ヶ月の熟成が必要なのに比べて
たった三ヶ月くらいでできてしまうそうですが・・・
やっぱり、急激に発酵を促すのではなく、
自然にじっくり発酵できることが大切だと感じました。
味噌づくりに限らず、
ゆっくり緩やかに・・・を大事にしたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子