自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/07/03

文月

蒸し暑い日が続いてますが、
気付けばもう7月ですね!

7月の和風月名は
「文月(ふみづき、ふづき)」。

短冊に歌や字を書く七夕の行事から
「文披月(ふみひろげづき)」と呼ばれ、
そこから転じて「文月」になったといわれていたり、

旧暦の7月は稲穂が膨らむころだったので
「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみづき)」から
転じたという説もあるそうです。

この和風月名は、
学生時代は覚えるのが大変でしたが、

今は、室礼のおかげで行事が身近になったり、
お米作りの経験も助けになったりして、

こうした由来をきくと、そんな繋がりから
自然とイメージできるものがあります。^^

そう考えると、知識としてではなく、
実際に自然に沿った暮らしや体験を
子どもたちに残していくことは、
大事なことですね。

そんな目線で、
我が家のベランダの稲を見てみると、

どんどん育ってきているものの、
さすがに稲穂が膨らむ兆しは見えず、違和感が。

ベランダ稲_170702

だんだん自然に沿っていくと
昔は気付きもしなかった旧暦とのずれが、
気になってくる・・・というのも、

ある意味、
自然なことなのかもしれませんね。^^;

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子