自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/07/11

自立

今年度も、保育環境研究所ギビングツリー主催の
「保育環境セミナー」が開催されました。

◆2017年度保育環境セミナー 
 http://www.givingtree.jp/seminar/log/eid65.html

第44回保育環境セミナー

そんな中、ギビングツリー代表の藤森先生から、
「自立」について、印象深いお話がありました。

それは、

ひとりで立ち直ることや
泣き止むことが自立ではなく、

支え合って生きていくことが自立

・・・というものでした。

だからこそ、

子どもが大人に頼るというよりも、
子ども同士で支え合うようにしていくことが大事で、

ただ、子どもが求めてきたら
突き放すのではなく、積極的に関わり、

子どもがひとりでやろうとしたら、
あえて介入しないように・・・と、

子どもを尊重した自然な関わりについて、
教えて下さいました。

ちょうど、社内の今月のテーマが、

「全体ファースト
 ~どこを助けてほしいか言おう~」

というもので、

確かに、このテーマを決める時も、
全体を見て、繋がりを大事にしていくためにも・・・
という思いがありましたが、

やっぱり「支え合って生きていく」という大前提を
忘れてはいけないと感じます。

子どもの自立を願うなら、

大人同士もそんな「支え合う姿」を
しっかりと子どもに見てもらえるようでありたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子