自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/08/11

理念から見た全体最適

初心会議を終え、
皆で決めた今月のテーマは・・・

『カグヤさんがよろこぶ全体最適
 ~忙しい時こそ真心を発揮しよう~』です。

2017年8月テーマ

このテーマの背景には、

「全体最適」といっても、
自分からみた全体最適にならないよう、

常にカグヤさん(理念・会社)から、
「よろこび」をポイントに考えよう。

そして、忙しく余裕のない時こそ、
そんな視野の広さや真心を発揮する生き方が
試されているのでは・・・?

ということで、こちらのテーマになりました。

そんな「全体最適」ですが、
入社10年目に突入したこのタイミングで、
過去に綴った「クルー日記」を読み返していると、

6年前の2011年6月に、
「全体最適化」という内容を発見!

◆全体最適化
http://www.caguya.co.jp/wp2/diary/2011/06/

あの頃は、所属していた「管理チーム」の仲間が
退職や育休で皆いなくなったこともあり、
社内業務全般を担う必要があったのですが、

余裕がない私は、
気付けば「眉間にしわ」を寄せながら働く毎日。

「もっと視野を広く!」
「実務者の立ち位置では、全体は見れないのでは?」

・・・など、周りから何度も言われていたことを
思い出します。^^;

そんなクルー日記も含め、昔のブログを読んで、
ブログの内容や視点が、
今とあまり変わらず驚いたのですが、

これも、生き方を追求しているからこそで、
自然なことなのでしょう。

逆に、こんな風に変わらず向き合う機会を頂き、
がむしゃらに進み続けて今に至っているわけで、

その内容や言葉は同じであっても、
視野は広がり、実践は深まり、
思いへの手応えは強まっているものだとも感じています。

だからこそ、昔のブログを読んで、

「理想に向かって生きることを、
 あきらめない大切さ、尊さ」を、

過去の自分から、改めて教えてもらったような気がして、
なんだか励まされる気持ちになりました。

そして「全体最適」についても、

自分から見た全体最適では、
そもそも前提がずれている恐れがあることを
先日の初心会議で教えて頂いたからこそ、

視座を変え、一度自分を度外視した上で、
客観的に、カグヤさん(理念・会社)から全体最適を考え、

そこから、自分を含むそれぞれの持ち味が発揮できるよう
試行錯誤で動いてみようと思います。

終わりがない道だからこそ、焦らずに、
理想に近づいている「今」を大事にし続けたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子