お盆ということで、
両親のいる神奈川の実家に帰っています。
思い返せば、学生時代の頃までは、
夏休みには、母の実家でもある広島に毎年帰省し、
親せきで集まったりもしていましたが、
世代が変わってきたり
祖母が病気になったことで、
次第にその風習も薄れてきました。
また昨日は、迎え盆だったこともあり、
せっかく実家に帰ったため、
「迎え火」や「精霊馬」「精霊棚」などで、
お先祖様をお迎えする準備をしてみようか?
・・・と思ったものの、
改めて私の家系の信仰をたどると、
父の実家は「神道」、母の実家は「浄土真宗」。
父は長男ではなく分家であり、
しかもマンション暮らしで神棚も仏壇もなく、
広島で過ごしたお盆を思い出しても、
お墓参りには行きましたが、
精霊馬や迎え火、送り火、精霊流しなどの記憶もなく、
お盆に何をどうしたらよいのか、いまいち謎だらけ・・・^^;
以前、父の実家に行った際には、
「神道ではお盆は特別関係ないよ」
などと言われた気がしますが、
「母の実家は、仏教だったのになぜ?」と思い、
母親に聞いてみると、
「うちは浄土真宗だから、そういうことはしないのよ」と。
そうは言っても、ご先祖様を思う気持ちは
変わらないから・・・ということで、
ひとまず、床の間には「精霊馬」と共に、
畑での収穫物をお供えし、
提灯のかわりに「ほおずき」の掛け軸をかけ、
床の間をしつらえました。
しかし、
「亡くなったご先祖様が帰ってくるとしたら、
うちではなく本家のところでは??」
「だとすると、この精霊馬には誰も乗らない?!」
「本来、神道や浄土真宗では、お盆はどう過ごすのだろう?」
など・・・ますます疑問が湧いてきたので、今更ですが、
「神道」や「浄土真宗」のお盆について、調べてみることに。
その内容は、長くなるので?また明日のブログで。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子