自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/09/06

才を活かす幸せ

昨日に引き続き「保育環境セミナー」での
藤森先生のお話になります。

藤森先生は、立場上
「結婚式での挨拶」を行うことも多いそうです。

全国各地で、沢山の講演を行っている藤森先生ですが、
意外なことに、挨拶が苦手だそうで緊張してしまうとか。

そこで考えたのが、
「挨拶ではなく子どもについて講演をしよう」というもの。

そして、挨拶だと緊張するけど、子どもについてだと、
緊張せずにいくらでも話ができることを思った時に、

自分は、決して偉いから講演するわけではなく、
こういうことが自分に向いていて、得意なことで、

それは、天から授かった力であり、
これは自分の役目だと感じたそうです。

更には、これができる職業に就けて
本当に幸せだなぁ・・・と感じるからこそ、

子ども達にも自分の授かった力を発揮できる
職業に就かせることができたら・・・

と考えているそうです。

得意なことで社会に貢献できるということは、
確かに幸せなことですね。

また、それこそ昨日のブログのように、
藤森先生自身が感じている幸せが、
子どもの幸せへと繋がり広がるかんじも受けました。

自分や相手の得意なこと、授かった力を
見出す、引き出すということ、

そして更には、幸せが伝播することを思うと、
自分が幸せでいることも、大事にしたいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前奈々子