自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/09/07

環境を見直す

先日行われた「保育環境セミナー」の終了時に、 受付にてゴミ袋を用意し、ゴミ分別の表示を分かりやすくしていると・・・

 

参加者の方々が、きれいに分けて 該当するゴミ袋に捨てていました。

 

セミナーゴミ分別

 

これまでは参加者の方々が帰られる際に、ゴミを手に持っているのを発見すれば、受付で「こちらで捨てておきますよ」などとお預かりして、事務局側で分別し捨てていたのですが、

 

こちらでわかりやすくゴミ袋を用意するだけで 分別の仕事が格段に減りました。

 

保育でも「やってあげる保育」ではなく「見守る保育」を・・・と、いつも先生がやってあげたり介入したりするのではなく、子ども同士での関わりを重視して、先生たちが、発達を見守りながら環境を用意していますが、

 

なんでも自分でやることが仕事ではなく、自分がいなくても、相手ができるように環境を用意することが、周りの力を引き出し、輝かせる自然な働きであり、むしろ、大切な仕事のように感じました。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子