今日は、少し早めですが、
姪っ子&甥っ子の七五三のお祝いを行いました。
宮前家本家がある町の氏神様でもある
秩父神社にて祈祷をして頂き・・・
その後は、本家に親戚が集まって、
皆でご馳走を囲みお祝いを!^^
そもそも七五三を調べてみると・・・
室町時代に始まった
「帯解きの義」(おびときのぎ)が起源で、
昔は医療が未発達なこともあり
子どもの死亡率が高かったため、
「7歳までは神の子」といわれ、
7歳未満の子はまだ神に属するものとされ、
神がその運命を決めると考えられていました。
そこで人々は数々の儀礼を行うことで、
子どもの無事な成長を祈った・・・といいます。
そして7歳のお祝いは、
その不安定な時期を乗り越えた節目の儀礼であったため、
特に7歳の祝いを重視する地方が多かったようです。
それにしてもこうして、
季節だけでなく人生でも節目を大事にするのは
日本人らしい習慣ですね。
自分自身は子どもがいませんが、
こうして一緒に親族が集まって
お祝いができるというのはやっぱり嬉しいもの。
そして実際に、私自身も子どもの頃はこの秩父の地で
七五三のお祝いをしてもらった記憶がよみがえり・・・
両親をはじめ本当に多くの人に見守られ、
数々の通過儀礼、お祝い事を重ね、
今に至っていることを感じます。
生きていく中で、こうした節目によって、
感謝や祈りの機会を頂いてますが、
自分の通過儀礼はもちろん、
家族や親族の通過儀礼を通しても、
そんな気持ちを思い出させてくれるという意味では、
このような年中行事や通過儀礼など、
次世代へとしっかり繋いでいきたいものだと
改めて、実感しています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子