先日、ある保育園の園長先生が、
「保育士っていい仕事だと思うんですよ。
だって、子どもって愛情深いでしょ。
子ども相手の仕事で、
自信がない人も、自己肯定感があがりますよね。
子どもの愛情の深さは
大人の愛情の深さよりも大きいと思うんです。」
・・・と仰っていました。
「子どもに対する親の愛情は深い」
というのは、
よく聞いたり、
感じたりすることがありますが、
子どもの愛情深さについて
あまり意識をしたことがなかったもので、
「どういうことかな?」
と思っていると・・・
「例えば、母親がどんなに怒ったりしても、
子どもは母親のことが大好きだったり
許してくれたりして、
それは、小さければ小さい子ほど大きいんです。
いつからこんな風に(大人に)なっちゃうんですかね。」
と続けて仰られ・・・
言われてみれば
「確かにそうだなぁ」と
思いあたるものがあり、
同時に、そんな風に
子どもを見る園長先生の眼差しが、
とても素敵だなぁと感じました。
大人になったからか、どこか子どもに対して、
「与えている」「やってあげる」などと
上から目線になりがちですが、
園長先生のように、尊敬しながら
「与えてもらっている」ものを
しっかり見られる自分でありたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子