先日、福岡農園で柿の収穫をしました!
そしてその柿で、昨日は聴福庵にて干し柿をつくることに。
干し柿といえば、子どもの頃、祖母の家の軒下に、干し柿がつるされていたのを思い出しますが、私自身は、干し柿づくりは人生で初めての体験。
どうやるのかもよく分からなかったのですが、周りの人が、
「へたはとるんだよ」
「皮は厚めにむいた方がいいよ」
「枝はT字型に切ってね」
・・・など、教えてくれて、
皆、経験したことがあったり、知っていることに驚きました。
ただ、今回初めてやってみたことで、どうやって干し柿をつくるのかを知り、
今回体験した分は、今度自分も同じように誰かに教えることができることを思うと、改めて、伝承において、一緒に体験することの大きさを感じました。
古来の日本人たちが渋柿を美味しく食べるために知恵をしぼって編み出した干し柿。
今は、暮らしも随分変化し、干し柿など、昔はとても身近だったものが失われつつありますが、子ども達へと伝承していくためにも、こんな風に、日本らしい暮らしを自ら体験することを大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子