自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/12/23

ゆず湯

昨日は冬至だったので、「ゆず湯」に入りました。

端午の節句に、菖蒲湯につかるように、
冬至の日に、ゆず湯につかるのも、

強い香りがする植物で邪気をはらい、
禊(みそぎ)をするという意味合いがあるようで、

昔は毎日入浴する習慣がなかったので、
「一陽来復」にそなえて身を清めていたと思われます。

またゆず湯には、
ゆず=「融通」がきく、冬至=「湯治」という
語呂合せもあり、

ゆず湯に入ると1年間風邪をひかないといわれています。

他にもゆずには、血行を促進して冷え性をやわらげたり、
体を温めて風邪を予防する働きや、

果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果、
香りによるリラックス効果もあります。

昔から続く行事を大切にし、自然に沿った生活をすることで、
元気に冬を越せたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子