自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/11/29

これからのリーダー

昨日に続き、リーダー研修での
印象深いお話についてです。

藤森先生からリーダーについて
こんなお話がありました。

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リーダーは「そういう見方があるんだ。」と、
自分の考えと違う意見をきく力が必要。

大学の友達までは、自分で選べるから、
気が合う人や価値観が合う人だが、

職場に入ると、気の合った人だけではないし、
むしろ、仕事上は気の合ってない人が必要。

同じ価値観でみると、
子どもを同じ価値観で見てしまい、
救いようがないことも・・・。

リーダーが率先して、
職員の意見を取り入れないといけない。

それは「違う」「合ってる」ではなく、
「そういう考えもあるんだね」と、
その人の考えていることを認めてあげる。

許容的、許す心、
考えを一緒にしようとせず、広く受け止めることが
必要になってくる。

もちろん「理念」は一緒であるが、
方法や子どもの見方は、皆で話し合うことが大事。

そして、話し合いでは、
無理にひとつにすることではなく、
考えをひろげること、考えをふやすこと。

これを認めるリーダーであってほしい。

自分の考えを押し付けるリーダーではなく、
「みんないいね」と多様性で。

そして更にこれからは、
その違いをのりこえて、
お互いの納得する解をみつけていかないといけない時代。

「そういう考えもあるね」と、
これらの意見をすり合わせて、
最適なひとつの解をみつけていかないといけない。

多様性をのりこえて、
ひとつの「最適解」をみつけていくこと。

この力が求められるし、それがリーダーの役目。
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みんなが納得する「最適解」をみつけるのは
なかなか簡単ではありませんが、

多様性を尊重し合える平和な社会を願うからこそ、
自分自身も、周りの存在を尊重し学ばせて頂きながら、

自然界に見える調和を意識して、
みんなの話を聴いていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子