昨日に続き、リーダー研修での
印象深いお話についてです。
藤森先生からリーダーについて
こんなお話がありました。
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リーダーは「そういう見方があるんだ。」と、
自分の考えと違う意見をきく力が必要。
大学の友達までは、自分で選べるから、
気が合う人や価値観が合う人だが、
職場に入ると、気の合った人だけではないし、
むしろ、仕事上は気の合ってない人が必要。
同じ価値観でみると、
子どもを同じ価値観で見てしまい、
救いようがないことも・・・。
リーダーが率先して、
職員の意見を取り入れないといけない。
それは「違う」「合ってる」ではなく、
「そういう考えもあるんだね」と、
その人の考えていることを認めてあげる。
許容的、許す心、
考えを一緒にしようとせず、広く受け止めることが
必要になってくる。
もちろん「理念」は一緒であるが、
方法や子どもの見方は、皆で話し合うことが大事。
そして、話し合いでは、
無理にひとつにすることではなく、
考えをひろげること、考えをふやすこと。
これを認めるリーダーであってほしい。
自分の考えを押し付けるリーダーではなく、
「みんないいね」と多様性で。
そして更にこれからは、
その違いをのりこえて、
お互いの納得する解をみつけていかないといけない時代。
「そういう考えもあるね」と、
これらの意見をすり合わせて、
最適なひとつの解をみつけていかないといけない。
多様性をのりこえて、
ひとつの「最適解」をみつけていくこと。
この力が求められるし、それがリーダーの役目。
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みんなが納得する「最適解」をみつけるのは
なかなか簡単ではありませんが、
多様性を尊重し合える平和な社会を願うからこそ、
自分自身も、周りの存在を尊重し学ばせて頂きながら、
自然界に見える調和を意識して、
みんなの話を聴いていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子