先日、実家の畑に行った際、
数種のレタスを収穫し、
東京の自宅にも持って帰ってきて、
毎朝、サラダで頂いてます。
あれから10日も経過していますが、
スーパーで購入したりすると、10日も経てば、
すぐにしなしなになってしまったり
いたんでしまうものですが、
畑のレタスは、
いまだ収穫したてのようで
その新鮮さに、驚くほどです。
この違いは、流通の関係でどうしても
店頭に並ぶまでに日にちが経っていることや、
生産者である父の、
日々の見守りや愛情もあるのでしょうが・・・
やっぱり、水耕栽培と土で育てる違いが
大きいように感じます。
水耕栽培のように、土がなくても
肥料や水、光などがあればもちろん育つのですが、
やっぱり、私たち自然界の生き物は、
皆、同じ大地の上に成り立っている中で、
畑など、直接大地のエネルギーを頂き、
太陽の光や天から降る雨など、
自然の恵みをじゅうぶんに受けて育つ野菜と、
室内で、土ではなく肥料が溶けた水につけ、
発光ダイオードを利用した人工の光で育つ野菜では、
命の強さ、そして逞しさが大きく違ってくることは
むしろ、自然なことだと感じます。
「土は汚い」と言う人もけっこういるものですが、
土は生物を支えてくれている
「縁の下の力持ち」であることを
忘れずにいたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子