昨日の初心会議では、
「モーニング」担当だったため、
事前に、もう一人の担当クルーとも相談し、
「あまり無理せず、日常の実践をメニューへ活かそう!」と、
毎朝、食べている天然酵母のパンを中心に、
酒粕クリームシチューと、
自家製ヨーグルトに柚子ジャム、
そして、自分で豆を焙っていれる焙りたてコーヒーを
朝食に用意させて頂くことに。^^
そんなモーニングを振り返ってみると、
天然酵母パンのもとの種(楽健寺酵母)は、
頂いてからもう5年半経過し、
えさをあげ続け育ったもので、
小麦は、この夏に畑で収穫できたものを使って
つくったパンだったり、
ヨーグルトの種菌も、もう頂いてから2年半経ち、
毎朝食べ続けているものだったり、
柚子ジャムは、先日実家の畑で収穫できた
柚子でつくったものだったり・・・と、
これまで積み重ねてきた暮らしの実践に
支えられていることや、
材料を見ても、自分のもとに届く前に、
誰かの働きがあったことに気付きます。
また、一緒に作ったり
用意を手伝ってくれる仲間や、
「おいしい」「ありがとう」と
一緒に食べてくれる仲間がいてくれて、
このモーニングが成り立っていることに気付きます。
ちょうど、今日の打合せの中でも、
「自分の力で仕事ができていると思っている人が多い。
感謝を忘れないような仕事をしよう!」
・・・などの声が出ていたのですが、
昨日のモーニングひとつをとってみても、
本当に沢山のおかげさまで、できたことを実感。
仕事をしている中で、
ついつい「自分がやった」と勘違いしそうになるのですが、
自分の力だけでできている仕事なんてひとつもなく、
どんな仕事も皆のおかげでできているという大前提を
忘れない工夫をしていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子