自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2013/12/31

大晦日

今日は、1年の最後の日「大晦日」ですが、
大晦日は「大晦(おおつごもり)」とも呼ぶそうです。

「晦日(みそか)」は「30日」という意味で、
これは、その昔まだ日本で太陰暦が使われていた頃、
毎月の末日であった30日を意味する言葉だそうです。

太陰暦は月齢に対応していたので、
お月様が新月となる瞬間を含んだ日を、
1日「月立・ついたち」と呼び、

15日の満月を過ぎて、月が段々と小さくなって、
遂には見えなくなってしまった日を
「月が隠れてしまった日」から、
「月籠り(つごもり)」と呼んだわけで・・・

末日を表す2つの言葉の各々に「大」を付けて
「大晦日」「大晦」と読び、
毎年1年の最後にやって来る日を表すようになった、
と言われています。

昔から、私達日本人にとって、
大晦日というのは、大切な日だったようですね。

それにしても、日本の暦と月の満ち欠けは、
やはり、密接に関わりがあります。

今は、月の満ち欠けでリズムを感じ取ることが難しいくらい、
自然から離れてしまい、

ともすると、私たち人間は、
自然の生命の一部であることを忘れてしまいがちですが・・・

まもなく平成26年の元旦。

ここで改めて、私たちの命は、
他の自然のおかげで生かされ続けていることを忘れず、
感謝の気持ちから、新たな1年を迎えられたらと思います。

皆様、本年もありがとうございました。
新年も皆様にとって、
幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子