自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/01/11

木彫りのお皿

最近、木彫りのお皿を購入し、
毎朝、朝食でパンを食べる時に使っています。

こちらは、バリの木彫り職人が一つひとつ、
丁寧に彫り上げた、世界に1枚しかないお皿。

触ってみると、手彫りの温かみがあり、
微妙なゆがみに、人肌感が伝わってきます。

私は、朝食はパン派ということもあり、
この木のお皿は、パンから出る蒸気を吸い取り、
最後までカリカリのまま、できたての食感が楽しめるので、
見た目だけでなく、機能的にも気に入っています!

また、このお皿はチーク材ですが、
建材や家具等で使用された端材が使われており、
更に、そこで出た廃材も小物用としても活用しているということで、
自然の恵みを大事にしている理念にも、共感します。

作り手によると、この木のお皿は、
使い続けることによって、味わいが出てくるようで・・・

普通は、購入した時が最高の状態だと思ってましたが、
どうやら工業製品に囲まれた生活によって、
そんな価値観がつくられたのかもしれません。

何が自然なのかを見失わないためにも、
身の回りに、自然物を増やしていこうと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子