本日は、「成人の日」ということで、
この連休中は、街でも晴れ着の女性を、チラホラと見かけました。
改めて、成人の日の趣旨を調べると、
「おとなになったことを自覚し、
自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」とあります。
この、成人を祝う風習は、「元服」として、奈良時代以降から存在し、
かつて男子は、12歳から15歳くらいで氏神の社前で、
髪を結い、冠や烏帽子をつけ、服装を改め、
改名したそうです。(元服、烏帽子式)
現代の日本では、20歳をもって成人としてますが、
そもそも成人とは「一人前」ということで、
何をもって一人前とするかは、時代や民族によっても大きく異なり、
原始社会や狩猟採集社会では、
「特定の猛獣が射止められるかどうか」が成人の指標だったようです。
年齢ではなく、集団に貢献できる能力が成人の基準というのは、
現在のような、一定年齢を越えれば成人といった年齢基準よりも、
自然であり、理に適っている気がしますが・・・
どちらにしても、
自分自身が「集団に貢献する」自覚を持つことが、
成人としては、大事だと感じます。
そして、新成人達が「大人の社会への仲間入り」に希望が持てるよう、
自分自身が、そのことをしっかりと自覚していきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子