自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/03/08

目が見えない

昨日は、全体会議があり、
その中で、体験型アクティビティを行いました。

今回は、目が見えない人の気持ちに、
少しでも寄り添えるように・・・ということで、

二人ペアになり、一人が手ぬぐいで目を覆い、
もう一人は誘導者となって、非常階段を昇り降りしました。
 
実際に、やってみると・・・
視界が真っ暗で、周りの状況も読めないので、
手を動かして、壁や手すりを必死に探していく等、
いつもと違い、とても怖い気持ちになりました。
 
「目が見えないのは大変なことだ」と思っていましたが、
実際にやってみると、その大変さも想像以上でした。

しかも今回は、会社の非常階段でしたが、
これが全く知らない場所だったら一体どうなるのかと想像すると、
とても外に出られる気がしませんでした・・・。

こうして、体験してみると、
自然と相手の気持ちに近づけたり、より心配りができるのだと感じ、
なんでもわかった気にならないように、注意したいと思いました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子