自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/05/01

採用面接

新卒の採用面接を通して、
自分の立ち位置を見直す機会を頂いてます。

振り返ると・・・私自身、学生時代は問題意識もかなり低く、
「やりたいこと」も見つからず、

自分の人生において、重要なはずである就職活動でさえ、
周りに流されていたところが大きく、

決まった会社で、まずは社会人として成長できたらいいなぁと、
ボンヤリ考えている程度でした。

そして、社会人になって、沢山の方々にお世話になり、
目の前の仕事を懸命に取り組みつつも、

心のどこかで「このままでいいのか?」と問いながら、
結局、入社6年目にして、退職を決意しました。

その後、それまでできなかった様々な経験をさせて頂き、
就職活動の際に、沢山の会社と出逢い、自分と向き合っていく中で、

だんだんと自分のやりたいことや夢が見えてきて、
ようやく出逢えたのが「カグヤ」でした。

正直に働ける今の職場環境は、
自分の守りたいものを守れる場でもあり、

勿論、大変なことは沢山ありますが、
それでも胸をはって、幸せだと言える自分になれた気がします。

それでも、カグヤへの入社前は、
これが最後の転職だと思い、本当にこの道でいいのかと、
なかなか自分で決められず、悩みに悩んでいました。

そんな中、弊社代表からは、
「納得いく就職活動をして下さい」
という言葉を頂きました。

自分を尊重して頂けたこの言葉は、
今でも私の心の中に、感謝として、とても強く残っています。

アルバイト経験のある学生は多いものの、
やはり就職活動は、学生が初めて社会と触れる大切な場だと思います。

これから社会を担う、沢山の可能性を持つ学生に対し、
今後の人生にとって、何か役立つ出逢いとなれるよう、
自分自身、真摯に向き合いたいと感じます。

そして、やられて嬉しかったことを、
自分もやりたいと思うのは、自然なこと。

自分と同じように悩む学生を前にして、
代表がしてくれたように、
相手を評価する関わりではなく、

相手と本気で向き合い、寄り添って、
見守れる自分でありたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子