昨日は、仲間たちと一緒に田植えを行いましたが、
少し早く現地に着いたこともあり、
田植えの前に、近くの「神崎神社」でお参りをしました。
実際に神社へいくと、様々な繋がりを思い出させてくれるからか、
秋の無事の収穫を祈りながら、
田植えをさせて頂けることへの感謝の気持ちが湧き、
身が清められ、自然と心が澄んでくるのを感じます。
かつては、田植えを行う女性が
田植えの前に身を清める「五月忌み」という風習もあったそうで、
それ程に「田植え」というのは、神聖な行事だったことを意味するのでしょう。
実際に、藤﨑農場の藤﨑さんも、
田植えの前日に、神社でお参りされていたそうで、
田植えや自然に対して謙虚に向き合う、その一貫した姿勢に、
藤﨑さんの生き方が現れていると感じました。
自分の想像を超えるほどに奥深そうな「田植え」ですが、
今回、実際に少しお手伝いをさせて頂くだけでも、
お米ができるまでには、沢山の手間をかけ、
沢山の大きな力がはたらいていることを感じます。
昔の人はお米を「神様のさずかりもの」といっていたそうですが、
自分自身も実際に体験を重ねながら、そのような大切なことを、
頭ではなく、心で理解していけたらと思います。
かぐやかコーディネイト
宮前 奈々子