自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/06/15

小麦のプロセス

昨日、めでたく実家の小麦の収穫を行いましたが、
改めてこの一年を振り返ると・・・

11月に種を蒔いた小麦は、1週間程で発芽し

寒い冬の間にも少しずつ成長し、

冷たい雪にも耐え・・・

3月にはまだ背が低かった小麦が、

ぐんぐんと背を伸ばし、

4月半ばには、麦穂もつけていました。

更に、5月初めには小さな白い花が咲き、

5月後半には、小麦色に変化して、

6月には、実った麦穂が重そうに頭を下げ、
この度の収穫にいたりました。

こんな風に、これまでのプロセスや
その中での見守りがあるからこそ、
収穫の喜びもひとしおなのだと感じ・・・

自分自身も、楽をしてうまい結果を求めるのではなく、
小麦のように、自然に身を任せ、困難を避けず、
時間がかかっても着実に成長していくことを
選んでいきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子