自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/06/22

母なる大地

昨日、社内のナスに花が咲きました!

花が咲いたので、実もなるといいなぁと願っているものの、

一緒に育っている「ミニトマト」は、
先日花が咲きましたが、いまだ結実せず・・・

実家の畑では、ミニトマトもナスも、
しっかりと実がなっているのを見ると、

やはり、室内プランターでは難しいのかなとも思う反面、
「何がそんなに違うのか?」とも疑問に感じました。

勿論、土の栄養分の違いは大きな影響がありそうですが、
例えば、栄養分の高い土を購入したり、栄養剤を与えたりしていても、
プランターでは畑ほどの力強さもないと思います。

広さや日当たり、風等、様々な要因が考えられる中で、
畑とプランターの違いは、
「大地であるかどうか」が大きいのではと思いました。

「母なる大地」とも言いますが、大地ではない「プランター」では、
環境としては、やはり大地には劣るのかもしれません。

そうだとすると「母なる大地」が与えているものを、
自分自身が与えることで、
大地のような環境に少しは近づけるのかと思います。

母といえば、
深い愛情、包み込むような絶対的な優しさと安心感・・・
というイメージがありますが、

自分自身が、植物に対して、
そんな関わりを持ち、関係性を築くことを
大事にしたいと思います。

「土」を物質としてしか見ていませんでしたが、
「土」ひとつをとっても、「本当はなんなのか?」を、
実践から深めていきたいと思います。

そして自分で育ててみたことがなく、何も知らないからこそ、
植物を見ながら、学んでいきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子