自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/07/25

横断歩道で

今朝、通勤中に横断歩道を渡る時に、
反対側から来た左折車が、
私が横断歩道を渡るのを待ってくれていました。

そこの道路は大きいこともあり、
だいたい左折車は、歩行者が近づくまでは、
気にせず、続々と左折していくものでしたが、

今朝は、そんな風にゆったりと譲った車の影響か、
その隣の車線にいた車も、
私が渡るまで、同じように停まって待ってくれました。

更には、そんな方々を待たせることへの申し訳なさを感じ、
私も駆け足で横断歩道を渡ったのですが・・・

一人の譲る姿から、そんな譲り合いの精神が、
なんだか自然と、広がっていくのを感じました。

「奪い合えば足らぬ 分け合えば余る」なんて言葉もありますが、

一人の余裕ある行動や優しさによって、
同じように、周りの優しさを引き出すことを実感し、

自分も余裕を奪う側ではなく、与える側でいたいと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子