以前、藤﨑農場で、お米の籾摺りから袋詰めまでの工程を
見学させて頂きましたが、
その流れの中で、
ヤケ米や カメムシ被害のお米を
「光選別機」によって除去するというものがありました。
農薬を使うことで害虫被害を抑えるというのが一般的ですが、
藤﨑農場のように、農薬を使わず安心できるお米を作った上で、
収穫後に「光選別機」にかければ、
ちゃんと見た目もよく、安全・安心も保障されるということです。
単に、「消費者に買ってもらう」ということを目的にし、
きれいなお米じゃないと
消費者に買ってもらえないから農薬を使う・・・
ということではなく、
「消費者に、安全・安心でおいしいお米を届ける」
ということを目的としている藤﨑農場だからこそ、
本末転倒にならない方法を選べるのだと感じ、
そもそもの目的を見失わないことの大切さに
改めて気付きました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子