先日、実家の畑で里芋を収穫しました。
八百屋で売っている里芋は、
一つひとつバラバラになっているため、
あまり知られていませんが・・・
里芋は土の中で親芋から子芋、孫芋と連なってできており、
子孫繁栄のシンボルになっています。
社内の室礼でも盛らせて頂きましたが、
もともと中秋の名月に里芋をお供えしていたのも、
子孫繁栄を願ったからであり、
お団子は、里芋の代替だったとも言われています。
昔から、物に想いや祈りを託して表現してきた日本人。
そんな先人たちが残してくれた、日本の美しさが途絶えぬよう、
自分自身も自然から学び続けたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子