自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/11/14

七五三の室礼

明日、11月15日は「七五三」。

そんなわけで、
社内の室礼も「七五三」がテーマです。

今回の盛り物は・・・

旬の果物の「柿」。

「嘉来」の文字をあてて、
「喜びが来たる」ように祈りを込めています。

そして、七五三といえば「千歳飴」ということで、
こちらも紅白の飴を用意して、

紅白で祝儀と、
「長く伸びる」という縁起を表しています。

更に「千歳飴の袋」も室礼に使用してみました。

こちらには、熊手を持ったおじいさんと、
ほうきを持ったおばあさんが、
リアルに描かれてますが・・・

実は、こちらにも意味があります。

おじいさんとおばあさんは、
千歳飴の「千歳」の意味する長寿を体現し、

ほうきは、病や災難をはき捨てて、
元気に育ってほしいという願いの象徴であり、

熊手は、子や孫が七徳を自分の方へかき寄せられるようにとの、
祖父母の気持ちを表したということです。

それにしても、今は「室礼」を通して、
行事の背景も少しずつ知り始めましたが、

知るほどに、そこに込められた「感謝」や「祈り」に触れ、
日本人の澄んだ美しさを感じます。

行事を大切にして、
日本人らしさを取り戻せたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子