「巡り」を意識した、今回の小麦の種蒔き。
種蒔き後、刈り取った大豆や草を土にかぶせた際に、
どうやってよいか分からず、
なんとなくそのままかぶせてみたところ、
「葉がそのままかぶさっていると光があたりにくいから、
木漏れ日みたいになるように、細かく切った方がよいのでは?」と
父親が言いました。
確かにその方が、種にも微生物にとっても良さそうだと思い、
父親と一緒に、細かく切って、土の上にかぶせました。
光がずっとあたらない日陰の環境でもなく、
何も遮るものがなくて、
暑さや強い雨・風など、直接影響するような、
日なたの環境でもなく、
光を受けて、
なおかつ、天候の影響も日なたほど強く受けずに、
雨・風などからも守られるような、木漏れ日の環境は、
なんだか、植物にとって安全な場所のような気がします。
そしてやっぱり、やわらかな木漏れ日が差し込む場所は、
人間だけでなく、植物にとっても心地よい場所というのは、
自然だと感じつつ、
もっと「自分が○○だったどうだろう?」と、
相手に寄り添うことを大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子