先日「甘麹イチゴジャム」をつくりました。
作り方は、
細かくカットしたいちごと甘麹を煮詰めて、
最後に、柚子のしぼり汁を入れるだけ。
ちなみに甘麹は、お店でも売ってますが、
ご飯と米麹があれば、自宅でも作れます。
今回は「一番酵素が働く状態」ということで、
生きた酵素がふんだんに含まれる「生麹」を
使ってみました。
麹菌が発酵する過程で作り出した酵素の働きで、
お米に含まれるデンプンが分解され、
ブドウ糖を作り出し甘く感じるようでですが、
やはり、砂糖とは違う自然な甘みと、
いちごの甘酸っぱさからか、
絶妙な味わいを感じます。
そして、そんなジャムですが、
冷蔵庫保存していても、
ゆっくりと酵素が働いているため、
日が経過してくると、
ジャムのふたを空ける時に、
「プシュッ」と音がしたり、
味も発酵が進んで、
少しアルコール臭がしてきました。
目には見えませんが、
確実に酵素の働きを感じることができ・・・
腐敗ではなく、熟成されていく発酵食品のように、
自分自身も、年を重ねていけたらと感じました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子