自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2014/12/27

籾摺り

昨日は、仕事納めということで、
大掃除を終えた後、社内を古民家風にし、
忘年会を行いました。

そして
「今年、福岡農園で収穫したお米を忘年会でいただこう!」
ということで・・・

夕方からは、百姓コーディネーターの郷さんの指導のもと、
すり鉢や軟式ボールを使って、
社内でお米の籾摺りを行いました!

それ以外に、籾摺り機も使っての作業でしたが、

忘年会で食べる分(3合分くらい)だけにもかかわらず、
みんなでやっても1時間程度はかかりました。

あまりに地道で大変な労働に、
「これで分かったのは、お米は買うにかぎる!」
なんて声が出るほどでした・・・^^;

そして、その貴重なお米を炊き、

炊きたてのご飯を、忘年会でいただいたところ・・・

一粒一粒、大きさも揃っていないのですが、
それが逆に噛みごたえもあって、

噛めば噛むほど味わい深く、
本当に甘くて、おいしかったです!

人や自然の多くの見守りの中で、育ったお米。

福岡農園のお米は、籾摺りだけのお手伝いでしたが、
それでも苦労したからこそ、
一粒のお米も無駄にはできないことを、身にしみて実感し・・・

日々、自分が苦労することなくいただいているものに対しては、
なおさら、感謝を忘れずにいたいと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子