年の瀬ということで、外に出ると、
門松などの正月飾りを目にするようになりました。
ちなみに、門松は、
新年に年神様が降りてくるときの目印ということで、
昔から、常緑の松は神が宿る木と考えられ、
後に竹が長寿を招く縁起ものとして添えられたようです。
また、門松を12月29日に飾るのは「二重苦」、
更に、9の末日でもあるので「苦待つ」に通じるとされ、
また12月31日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって
神をおろそかにするということから、
それぞれ避けるそうです。
子どもの頃から、なんとなく目にしていた門松ですが、
調べてみると、実は知らないことばかり。
少しでも、先人が見えていたもの、
大事にしていたことに触れながら、
行事を味わっていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子