自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/02/09

沢山より適度

先日、遅ればせながら
自宅ベランダのお米を、全て収穫しました!

藤﨑農場で5月に苗を頂き、6月には植替えを行って、
二つの容器で育てていましたが、

できたお米には、違いがありました!

発泡スチロール容器の方は、
実のつき方も少なく、小ぶりなかんじで(写真右)

鉢で育った方は、実も大きく沢山実ってます。(写真左)

この違いは、容器の違いというよりも、
苗の間隔の違いだったと感じます。

発泡スチロールの方は、苗を5本、
鉢の方は、苗を3本。

・・・そんなわけで、
発泡スチロールの方に比べて、
鉢の方が、空間にゆとりもあり、
栄養を奪い合うことも少なかったのでしょう。

「少しでも沢山実れば」・・・とついつい欲が出て、
沢山蒔いたり、植えたりしてしまいがちですが、

そんな自分都合の考え方ではなく、
稲が元気でいられるような
「適した」量や間隔など大事にしたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子