自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/03/02

成長展2

引き続き、「成長展」についてです。

保育園の中に入ると、「シルエット画」や

「人物画」など、沢山の園児の作品や、

身長・体重などに関する情報などを、

「5領域」の観点から、見ることができました!

それらには、 子どもの今の姿を、
他の子と比較して見せるのではなく、

少し前と今の自分の姿を比較して見せるような工夫が
沢山ありました。

そのため、作品に対して、
誰かより上手・下手というように見てしまうこともなく、

こんなに成長した、こんなことができるようになった ・・・と、
純粋にその子の成長の喜びを感じられるようなものばかりでした。

ただできた部分(結果)だけを見せるのではなく、

4月はこんなかんじだったものが、
3か月後にはこんな風に、更に3か月後にはこんな風に、
そして今は、こんな風に発達しました・・・と、

経過で、発達を見える形にしてくれているから、
保護者も、自然と成長を感じられるのだと思います。

保育とは、先生たちが、日頃から子どもたちの発達を見て、
発達を促す活動・環境を用意しているからこそだと改めて感じ、

この「成長展」は、そんな普段の先生たちの保育が
自然とあらわれた行事なのだと感じました。

かぐやかコーデイネーター
宮前 奈々子