引き続き、「成長展」についてです。
「5領域」の観点から、見ることができました!
それらには、 子どもの今の姿を、
他の子と比較して見せるのではなく、
少し前と今の自分の姿を比較して見せるような工夫が
沢山ありました。
そのため、作品に対して、
誰かより上手・下手というように見てしまうこともなく、
こんなに成長した、こんなことができるようになった ・・・と、
純粋にその子の成長の喜びを感じられるようなものばかりでした。
ただできた部分(結果)だけを見せるのではなく、
4月はこんなかんじだったものが、
3か月後にはこんな風に、更に3か月後にはこんな風に、
そして今は、こんな風に発達しました・・・と、
経過で、発達を見える形にしてくれているから、
保護者も、自然と成長を感じられるのだと思います。
保育とは、先生たちが、日頃から子どもたちの発達を見て、
発達を促す活動・環境を用意しているからこそだと改めて感じ、
この「成長展」は、そんな普段の先生たちの保育が
自然とあらわれた行事なのだと感じました。
かぐやかコーデイネーター
宮前 奈々子