自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/03/13

練習と本番を分けない

今回のフルマラソンでは、
23km地点で、ひざが痛くなり、
「完走できるかな?」
と不安な気持ちがよぎりました。

昨年は、初めてのフルマラソンということもあり、
全てが新鮮で、楽しく走れた印象がありますが、

むしろ、2回目となる今年の方が、
色々考えたり、早い段階でひざも痛くなったりと、
正直、苦しい気持ちが大きかったと感じます。

そして、足が痛くて走れなくなった時、
精神力で乗り越えられるものでもなく、
体がついてこないことに、悔しい気持ちが湧いてきて、

フルマラソンを走るには、
それなりの準備が必要だったことを、痛感しました。

この結果は、ある意味で、
準備に裏付けられたもので、

練習を振り返ると、普段朝15分程度走り、
当日の1週間前に、10Km走るのみでした。

ただそれも「毎朝走る」と決めたにも関わらず、
朝起きると、自分の甘さにまけ、
自分との約束を守れない日があったことを思い出しました。

苦しい中で走りながら、
「この42.195Kmを走ることよりも、
 日々の練習を積む方がもっと大変なことだな・・・」と
正直、感じました。

練習と本番を分けていることは、不自然であり、
日々の実践を積んでいくことの大切さを、
改めて、学ぶ体験になりました。

おかげで、「また走りたい!」という気持ちも湧いてきて、
だからこそ、日々の実践をしっかり積んで、
また、挑戦したいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子