先日、お客様のところへ訪問し、
表彰状をお渡しする機会がありました。
お渡しした方々は、この1年程の間、
園で「初代ファシリテーター(FT)」として、
子どもはもちろん、職員や保護者、関係者の皆様に対して、
「良い・悪い」ではない「福」とする一円観を持って、
一円対話などの実践に取り組まれ、
皆が楽しく心地よい園になるよう、
真心をつくして下さいました。
そんなFTが、
初代から2代目へと引き継がれていくこととなり、
今回、初代FTに対して、表彰をさせて頂きました。
FTの方々に対して、おひとりずつ、
表彰状をお渡しする中で、
これまでの大変だったことも思い出され、
中には、涙ぐまれる先生もいらっしゃいました。
先生たちからは、
「こんなの(表彰)子どもの時以来で嬉しい。
自宅で飾ろうと思います。」
「今日は、家族の誕生日でもあるので、
この日付の入った、表彰状を頂けたことは、
とても特別な想いです。」
など・・・お言葉を頂き、
私としても、大変感慨深い気持ちになりました。
そして、大変なことや、苦労があってこそ、
自然とこんなお言葉が出てきたのではと感じます。
自分の人生を振り返っても、
「楽しかったなぁ」と思うことは、
楽をした時よりも、苦労した時。
苦労することは、決して悪いことではなく、
むしろ、自身の成長にも繋がり、
人生が充実し、豊かになると感じました。
これからも、先生たちと一緒に、
「信じて聴くことで全てを福にしていく」
ことを、大事にし、
苦労をさけずに、
立ち向かう強さを持てたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子