自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/03/26

おもいやりが現れる

社内で毎朝行っている「一円対話」。

日によって、雰囲気や味わう気持ちは、
少し変わってきます。

それは、進行役のファシリテーター(FT)や、
参加者の心持ちによっても、
左右したりするのですが・・・

最近特に、FTの準備の姿勢が、
大きく影響することを、実感しています。

FT自身が「一円対話」の実践を大事にしていたり、
仲間のことを大切に思って、

席を変える「席順テーマ」や、
皆が話す「自由テーマ」を考え設定していると、

その準備の「心」が伝わってきて、

テーマ内容がどうこう・・・というよりも、

参加者が、安心感の中で、

オープンに本心から話せたり、
周りの声を、素直に尊重して聴けたりするのです。

そんな一円対話を体験した時は、

最初は「進行が上手だから」とか
「聴く力が強いから」「選んだテーマが良いから」
などと思っていましたし、

準備段階のおもいやりが、
一円対話の場に現れ、伝わるというのは、
不思議なことのようにも思っていましたが、

こんなことを何度も何度も体験するので、

最近は、不思議というよりも、
むしろ、自然なことだと感じてきました。

自分自身も、一円対話のFTの時に限らず、
日々、おもいやりの実践を、積んでいきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子