社内で毎朝行っている「一円対話」。
日によって、雰囲気や味わう気持ちは、
少し変わってきます。
それは、進行役のファシリテーター(FT)や、
参加者の心持ちによっても、
左右したりするのですが・・・
最近特に、FTの準備の姿勢が、
大きく影響することを、実感しています。
FT自身が「一円対話」の実践を大事にしていたり、
仲間のことを大切に思って、
席を変える「席順テーマ」や、
皆が話す「自由テーマ」を考え設定していると、
その準備の「心」が伝わってきて、
テーマ内容がどうこう・・・というよりも、
参加者が、安心感の中で、
オープンに本心から話せたり、
周りの声を、素直に尊重して聴けたりするのです。
そんな一円対話を体験した時は、
最初は「進行が上手だから」とか
「聴く力が強いから」「選んだテーマが良いから」
などと思っていましたし、
準備段階のおもいやりが、
一円対話の場に現れ、伝わるというのは、
不思議なことのようにも思っていましたが、
こんなことを何度も何度も体験するので、
最近は、不思議というよりも、
むしろ、自然なことだと感じてきました。
自分自身も、一円対話のFTの時に限らず、
日々、おもいやりの実践を、積んでいきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子